Hojito Ryoji

Hatanaka Masato

3 / 18 mon

"Live&Bar くう" 札幌市中央区南1条西20丁目LOGビルB1 地下鉄「西18丁目」駅、出口1より徒歩2分、大通り沿い北向き

19:00 open 20:00 start  前売券 ¥2.500 (1drink付)当日¥3.000
チケット/チケットぴあ、4プラ、大丸各プレイガイド、くう他

 

 エレクトロニクス奏者、作・編曲家、畑中正人さんが渡欧、ドイツを拠点に活動することになりました。NMAでは4月の出発を前に、彼の音楽を支持してきた方々、および彼の音楽にまだ接したことのないファンのみなさん方も含めて、その音楽の魅力を今一度堪能したいと思い、急遽コンサートを企画しました。

 畑中さんと私との出会いは96年春のある美術展の会場でした。当時21才だった彼は、同年8月NMA主催でスタートした即興演奏の「ナウミュージック・ワークショップ」に2年ほど参加し、「ナウミュージック・フェスティバル」にも出演、以来私たちはその才能に注目してきました。その後着実に実力を身につけてきた彼は、99年にはドイツ・ハンブルグ市主催で行われた「イマキュレートコンセプト」で作曲・演奏・指揮を。2001年には岩見沢市にオープンした野外音楽堂「キタオン」で行われた「北方圏音楽祭・イマキュレートコンセプト/ボレロ 2」で作、編曲・演奏・指揮を担当(いずれも美術家・端聡氏プロデュース)するなど、若くしてその才能が高く評価されることになりました。

 共演するピアニスト宝示戸亮二さんは、ご存じのように93年より、ロシア、ヨーロッパのフェスティバルなどで毎年のように活躍し、またナウミュージック・ワークショップのディレクターを務め、畑中さんとは音楽面で共感しあえる仲です。

 二人だけによる初のデュオ・コンサートにぜひご来場いただき、渡欧を激励するにふさわしいコンサートになるようお待ちしております。またライブ終了後、畑中さんを囲んで抱負などを語っていただき、送る会にしたいと思いますので皆さん参加ください。

                                        NMA 沼山良明

 

Profile ----------------------------------------------------------

畑中正人 = エレクトロニクス奏者、作・編曲家。

  北海道生まれ。15歳より作曲と音響学を独学で学ぶ。1995年より札幌を拠点に作曲・演奏活動を開始。現代音楽家としての活動のみではなく、視覚的要素のある美術、舞台、映像など異なるカテゴリーとのコラボレーションも数多く展開している。
 99年にはドイツ・ハンブルグ市主催で行われた「イマキュレートコンセプト/異文化から異文化までの入り口」で作曲・演奏・指揮を。2001年には岩見沢市にオープンした野外音楽堂「キタオン」で行われた「イマキュレートコンセプト/ボレロ 2」で作、編曲・演奏・指揮を担当し、その才能は高く評価された。
 その他にもCM、舞台音楽、企業PR用の楽曲などを多数制作。また、経専学園放送芸術専門学校の講師を約7年間務めた。
 今年4月にドイツ・ハンブルクに移住し、ハンブルク、ベルリンなどを主な拠点に新たな活動にチャレンジする。
http://www.masatohatanaka.com/ 

宝示戸亮二 = ピアニスト、作曲家

 1959年栃木県生まれ。札幌在住。北大時代からユニークな個性を秘めたピアニストとして注目されていたが、その後既存のジャズの枠を大きく逸脱した彼独自の即興演奏へと変貌。
 1993年、94年ロシア、97年ミュンヘン、98年フィンランド・タンペレ、99年リトアニア・ビリニュスの各フェスティバルにソロ出演し海外の聴衆を魅了する。2000年にはモダンヴォーカリスト巻上公一とのデュオで、モスクワ、リトアニアなどをツアー。宝示戸亮二はいまや日本を代表するピアニストのひとりとなった。
 国内では、ソロの他、世界最先端の国内外の多数の来日アーティストたちと共演を重ねる。ピアノの内部に様々な小物類を持ち込むことで、ピアノの表現力を無限に拡げる世界でも稀な奏法に、持ち前の叙情性とスピード感が加わった彼独自の世界で聴き手を魅了。 2000年7月に、海外の演奏を収めた "A MAN FROM THE EAST" シリーズ3タイトルを一挙にリリースした。
http://hojito.virtualave.net

 

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