宝示戸亮二/piano 巻上公一/voice, theremin, 口琴
毎年ロシアや北欧などのフェスティバルやコンサートにも出演し、
世界的に活躍するピアニスト宝示戸亮二が、札幌では昨年７月のソロ・ピアノ以来のライブを、
スペシャルゲストに、ヴォイス、テルミン、口琴奏者の巻上公一を迎えて開催します。
2000年11月、大喝采をあびたモスクワ "DOM" のデュオ
（ライブの音源CD「IDU TUDA」がモスクワのLong Armsレーベルから2002年リリース）以来、
お互いが最高の共演相手と賞賛し合う関係となった二人によるライブが、
札幌で実現することになりました。
独創的で真のオリジナリティに溢れる「宝示戸亮二×巻上公一DUO」、
CDだけではとうてい知り得ない即興演奏の醍醐味と、
ライブの楽しさや興奮を体感してください。ぜひぜひご来場を！
札幌市中央区南1西20 LOGビルB1
(地下鉄「西18丁目」駅下車1番出口徒歩2分大通北向)
7:30pm open 8:00pm start
前売券￥3.500 当日￥4.000 (要ドリンクオーダー）
●チケット取扱い：４プラ、大丸、ヤマハ各プレイガイド他、
くう、ウィアードメドルレコード、OTOGAKU、
Third Ear、キコキコ商店、CAI、ことにパトス etc-
●主催・お問い合せ・予約
くう ?011-616-7713 sphere@dp.u-netsurf.ne.jp
NMA ?011-742-3458 nma_83@mbm.nifty.com
[関連サイト]
http://www.makigami.com/idutuda.html
巻上公一 Makigami Koichi (voice, theremin, 口琴)
歌、即興演奏、作詞作曲、演出、俳優、プロデュース
超歌唱家、ヒカシューのリーダー
日本トゥバホーメイ協会代表
ベツニ・ナンモ・クレズマー専属歌手
日本口琴協会会員
J-scat(日本作詞作曲家協会)理事
日本音楽著作権協会評議員
人体構造力学「操体法」インストラクター
中国武術花架拳を燕飛霞老師に10年間師事。
・モダン・ヴォーカリストとして、歌謡曲のカバーを中心にした超歌謡、
ヴォイス(非言語的声帯術)を使った即興演奏、コンピュータによる
インタラクティヴ演奏の研究等を精力的に行っている。
・1979年にテクノポップバンドとして認知され、その後、即興とソング
が共存する方法論で独自の活動を今なお続けるバンド、
ヒカシューのリーダーとして作詞、作曲をてがける。
・国内外のアーティストとの共演も多く。
高橋悠治、三宅榛名、梅津和時、デレク・ベイリー、ジョン・ゾーン、
ローレン・ニュートン、カール・ストーン、デイヴィッド・モス、
イクエ・モリ、フレッド・フリス、トム・コラ、ジョン・ローズ、
ベンチャーズなどと演奏や録音を行ってきた。
・95年の春、ロシア連邦トゥバ共和国のホーメイ(ひとり二重唱)・コンテストに参加。
特別賞を受賞した。
・さらに、梅津和時率いるベツニ・ナンモ・クレズマーなる東欧のユダヤ音楽を
レパートリーにするバンドでもリード・シンガーを務めている。
・また、オーガナイザー、プロデュサーとしてジャンルを越えた出会いを組織している。
渋谷ラ・ママで10年になるJOHN ZORN'S COBRAの紹介はそのひとつである。
・なお、95年から演劇プロデュースをスタート。
渋谷シードホールで、自身の作演出出演による「ドイナ哀歌」をかわきりに
同年6月には、ニューヨーク・アンダーグランド演劇の大物リチャード・フォアマン作、
巻上公一演出、出演による「マインド・キング」
を四谷P3で上演した。
・95年11月にソロ・ヴォイス・アルバム『口の葉』が、
アメリカのジョン・ゾーンのレーベル、TZADIKから発売。
・98年1月 世界初の口琴音楽劇『ホムス』上演。作・演出・音楽
・98年10月、TZADIKからの第2弾口琴名人アントン・ブリューヒンとのデュオ
『Electric eel』発売。
・99年、アントンと日本ツアー、ベルリン、スイスのフェスに招聘される。
リチャード・フォアマン・プロジェクトスタート。
・00年 ザムザで「エジプトロジー」を演出、プロデュース。
NYのオントロジカル・ヒステリック・シアター招聘、実行委員長
勁草書房「反響マシーン」鴻英良と共編
・01年 口琴映画『trumpi トルンピ / アントン・ブリューヒンの口琴新世界』
ロードショーにあわせ
2週間にわたる口琴ライブをプロデュース。
自作の超短編映画「ぼくは頭をびょんびょんした」も公開
TZADIKからCD『HIKASHU HISTORY』発売。
・02年 ファブリカ文化センターで作品作り。
モスクワのレーベルLong armsからでCD『IDU TUDA/方向はあっち』発売。
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profile
宝示戸亮二 Hojito Ryoji (piano)
ユニークな個性を秘めたピアニストとして注目されていた宝示戸亮二は、90年代初頭から既存のジャンルの枠を大きく逸脱した独創的な即興演奏へと変貌。1993年からほぼ毎年、ロシア、ドイツ、フィンランド、リトアニアなどの各フェスティバルなどにソロ出演するなど、海外で高く評価されている。国内でも、札幌を拠点に、首都圏、関西などで、ソロの他、世界最先端の国内外の多数のアーティストたちと共演。ピアノの音色や表現力を無限に拡げる世界でも稀な内部奏法に、持ち前の叙情性とスピード感が加わった彼独自の世界で聴き手を魅了。宝示戸亮二はいまや日本を代表するピアニストのひとり。2000年７月に、海外での演奏を収めた "A Man From The East" シリーズＣＤ３タイトルを一挙リリース。
●CD「方向はあっち」(IDU TUDA)
巻上公一 (voice)
宝示戸亮二 (piano)
2000年11月1日
モスクワ "DOM" にてライブ録音
CDLA-02034
●巻上公一スケジュール
3月17日ニューヨーク・TONICでライブ
http://www.tonicnyc.com/
With Anthony Coleman (keyboard / piano),
Billy Martin (drums),
Shahzad Ismaily (drums / guitar)
& Makigami Koichi (vocals).
●巻上公一/「月下のエーテル」
4月16日発売。
ヴォイス、テルミンによるソロアルバム